ワークショップ
Harmonising Reason with Sensibility with the SF prototyping
研究者にとって必要な創造性をアップデートするため、SFプロトタイピングの手法を用いて、参加者に潜在する感性を引き出し、小グループの交流でクリエイティビティを体感する。結果、全体のテーマである「感性と理性のリバランス」の意味合いについて、直感的に理解することを目的とする。この後のプレナリーセッション2で「感性と理性のリバランス」を分析的、論理的に議論するため、その前に感性を呼び覚ましておくことを二次的な目的とする。
プレナリーセッション - 2
How much creativity is valued in your area of science?
科学者は社会にどう認知されているのか?国によって、分野によってどのように異なるのか?どのように科学者はより社会に貢献できるのか?これらの問いに対し、本プレナリーセッションでは、GYA メンバーとアルムナイに対する調査の一次分析結果を示す。それを元に、分野の 異なる登壇者の話題提供を踏まえ、会場からのコメントと質問を受けながら、議論を展開する。GYA の Focus Area として重ねてきた議論を、幅広い参加者に周知すると共に、一緒に考える時間としたい。
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サイドイベント
よりよい未来を意図的に創造していくためには、分野の壁を越えたつながりだけでなく、時間を越えた世代間のつながりも重要であることを次世代研究者たちに認識してもらうための議論を行う。特に、今回の国際会議の大会テーマでもある頭 (理性) で理解することと心 (感性) で理解することのバランスを意識し、「理性」や「科学」で伝えることの限界や、その限界を補完しうる表現手段としての「芸術」の可能性に焦点を当て議論を行う。異なる世代の研究者からの経験・視点の共有をしてもらいつつ、次世代研究者側からもインプットを行うことで双方向的な対話として深堀りする。
アート作品展示
素材名:閃光電球、鏡、アルミニウム、鉄、電子部品など。
作品説明:99個の閃光電球が不規則なタイミングで一回きりの発光を繰り返します。これにより非連続の連続、「消滅」と「生成」を両義的に暗示する唯一無二の繰り返し、一回性の繰り返しを表現しています。
椎木講堂に隣接したフジイギャラリーにて、栗山斉先生の個展「無にみつるもの」も 2022年5月11日(水)〜2022年7月29日(金) に開催中。
フジイギャラリーのグランドオープン記念展示でもありますので、是非、足をお運びください。
詳細:https://fujiigallery.kyushu-u.ac.jp/event/2022/20220511_munimitsurumono/
九州大学大学院芸術工学研究院未来共生デザイン部門 准教授 |
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